茨城・石岡の「つながる図書館」で、「田菜ごころ」としてお料理を出しはじめ、2年あまり。
「よかったら自分たちの家(旧宅)を使いませんか」と、そんな話をいただきました。
見に訪ねれば築年数はあれど、間取りが広く許容量の高い家。
キッチンに手を入れれば、飲食店営業許可を取れれば、
お客様も迎えられるし、できる仕事が増える。
これまでのように「間借り」ではなく、自分のスペースがもてる、、、
自分の器量や経済状況を考え、何度も揺れ迷いましたが、このお話を受けることに決めました。
移住は春と決まり、これまでの仕事も清算するため、退職希望を出し引継ぎへと入り、、、
あとは周囲への告知とご挨拶をしなければ、とそこまできていて、
「田菜ごころ」として活動の幅を広げるために、石岡に転居し開店準備に入ります。
これまでの様な「間借り」でなく、自分のスペースを確保して、一事業者として経営していきます。
と、言葉に直したら二行で済む、これだけの宣言がなかなかできない。
やる事は決まっているのに、腹が据わりきらない、という状態に長くいました。
ここを越えるのには、自分に向き合い、深く深く辿っていく。そんな時間が必要でした。
「とりあえず生きられるから」「何とかやっていけるから」と、
自分の想いに向き合うことを、ずっと避けてきた。
そこを避けるからこそ、人生が進まないことに気づいていながら、なぜ留まり続けるのか。
年末、年始と、自己対話と理解に明け暮れ、
昨日、今日とで、近況報告を兼ねた「寒中見舞い」を書き綴りながら、
少しずつ少しずつ、自分の中に染みてくる決意と覚悟。
そうか、自分は「思いが静かに積み上がる」タイプだったのかと。
そしてようやく、表に出すことができるまで、時が満ちました。
改めて記す、言の葉をひとつ。
これから「田菜ごころ」を、そして自分を育てていきます。
どうか、見守っていてください。

